神原 一光(カンバラ・イッコウ)
1980年生まれ。NHK放送総局 大型企画開発センター ディレクター。主な担当番組に「NHKスペシャル」「週刊ニュース深読み」「しあわせニュース」「おやすみ日本 眠いいね!」。著書に『ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~』(アスコム)、最新刊は『会社にいやがれ!』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
「東京都議会“セクハラやじ”問題」「レスリング、五輪競技に復活」「目黒区議会、保育施設拡充を採択」……こうしたニュースの後押しとなったのが、ネット署名サイト「Change.org」。身近な困り事から国政レベルの社会問題まで、あらゆるテーマについて、ユーザーが自ら「キャンペーン」を立ち上げてネット上で賛同者を募り、決定権を持つ人々に届けることを通じて「変えたい」という思いを形にしています。196の国と地域、7000万人が利用している「Change.org」。日本版の代表・ハリス鈴木絵美さんと、社会を巻き込む方法について話し合います。
テレビ東京で数々の番組をヒットさせてきた高橋弘樹さん。なぜ、テレビ東京は低予算ながらも、視聴率が高く面白い番組を創りだすことができたのでしょうか。高橋さんと考えます。
瀬名波雅子さんは東日本大震災をきっかけに一般企業からNPO法人「ビッグイシュー基金」に転職し、ホームレス支援の現状と課題と日々向き合っています。「ビッグイシュー日本版」のミッションと取り組み、ホームレスを取り巻く社会状況について、瀬名波さんと考えます。
消費をしない、草食化、元気がない……ネガティブな印象で語られがちな昨今の若者たち。時代の先を行く若者たちと、彼らをターゲットとしたい企業やメディアが共に幸福になれる道はあるのでしょうか? 経済的に成熟した日本に生まれた堅実な消費者として、ポジティブに捉えるためのキーワードを、若者研究をけん引する原田曜平さんが解説します。
『東洋経済オンライン』の編集長に就任後わずか4か月で同サイトをビジネス誌系ウェブサイトNo.1に導き、米国大学院の留学経験を基に書いた著書『米国製エリートは本当にすごいのか?』も5万部とベストセラーになるなど、メディア業界の注目を集める佐々木紀彦さん。いかにして老舗経済誌のウェブサイトのリニューアルを成功させたのか。また、これからのメディア業界に求められる人材について、ともに考えます。
TBSのデジタル戦略を担う「番組をデジタルで盛り上げよう会議」のメンバーとして、『リアル脱出ゲームTV』『ジンロリアン~人狼~』など、セカンドスクリーンを駆使した斬新な視聴者参加型番組に携わる柳内啓司さん。FacebookやTwitterなどソーシャルメディアの登場により「テレビメディアも変化しなければならない時期」にあります。ネット時代のテレビのつくり方と、それを支える社内横断コミュニティについて考えました。
「あなたは本業以外に名刺を持っていますか?」。今、社会人が本業以外にも社会活動を行い、“2枚目の名刺”を持つというスタイルが注目されています。社会貢献への意識が高まる社会人と、課題解決に取り組みたいNPO法人。その両者を引き合わせるNPO法人「二枚目の名刺」の共同代表・廣優樹さんと、「二枚目の名刺」を持つ意味について考えました。
2013年3月に改装グランドオープン(リモデル)した「三越伊勢丹ホールディングス」の基幹店・伊勢丹新宿本店。フロアを増やさない改装にもかかわらず、ひとつの店舗で日本最高の売上高を記録。絶好調を続けている。その中で、最大の売り上げを誇るのが、本館2~4階の婦人服部門。その婦人服部門の中で、本館2階の中の売場のセールスマネージャーを務める額田さんから「伝統あるものを変えていくためにするべきこと」をお聞きし、「勝ち続ける」方法について考えます。
ネット専業の新しい生命保険会社を起業した岩瀬大輔さん。独立系の生命保険会社に金融庁からの免許が下りたのは1934年以来、戦後初の快挙でした。2012年には株式上場も果たし、歴史の長い保険業界に新しい風を吹き込む岩瀬さんから、仕事と向き合う姿勢を学びます。
人口が減少して高齢化が進む「縮小する日本社会」で、私たちは“住まい”をどのように考えればよいのか? 大手不動産会社で新商品開発を担当しながら、1976~1985年生まれの「ポスト団塊ジュニア世代(PDJ世代)」の暮らしと住まいを考えるプロジェクトを仕掛ける刈内一博さんが、マクロの視点と自らの経験から“住まい”を考えます。
『電車男」『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』…これまで数多のヒット作を手がけ、日本映画を牽引し続ける若き映画プロデューサー・川村元気さん。昨年10月には初の小説『世界から猫が消えたなら』を上梓し、2013年本屋大賞にもノミネートされています。
世代を超えて多くの人の心を動かす作品は、いかにしてつくられているのか。2010年に公開され、第34回日本アカデミー賞で4冠を達成した映画『告白』のエピソードから、そのヒットの秘密に迫ります。
日本建築家協会賞、日本建築家協会新人賞など、若くして多くの受賞歴を誇る気鋭の建築家・中村拓志さん。昨春にも、神宮前交差点の角地に建設した「東急プラザ 表参道原宿」が竣工するなど、その活躍は留まることを知りません。
3.11以降、コミュニティの重要性があらためて問われる現代において、建築や公共空間のゴールとは何か。中村さんの哲学には、それを解決するためのヒントがありました。
163万部を売り上げた『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』をはじめ、『99.9%は仮説』『若者はなぜ3年で辞めるのか?』など、光文社新書でヒット作の編集を担当してきた柿内芳文さん。2011年9月からは、講談社初の社内ベンチャーとしてできた新しい出版社・星海社で、「星海社新書」の編集長を務めています。競争が激しい出版業界でヒット作を生み出し続ける哲学とは何か。NHKで働く若手が集まる「ジセダイ勉強会」からのレポートです。
『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』などの編集を担当した佐渡島庸平さん。今年、講談社から独立して、作家のエージェント会社を新しく始めました。なぜ、佐渡島さんは大ヒット作品を手がけることができたのか? その裏には、マーケットの仕組みから変える“成功の方法論”がありました。 NHKで働く若手が集まる「ジセダイ勉強会」からのレポートです。
世界大会で陸上のトラック種目「日本人初」を含む2つのメダルを獲得し、輝かしい実績を残してきた為末大さん。今年2012年の6月に現役を引退、その後もTwitterなどネットやメディアを通じて自らの考えを発信し続けています。そんな為末さんが語る勝負論。NHKで働く若手が集まる「ジセダイ勉強会」を取材しました。
「NHKの若手が主催する勉強会がある」「そこでNHKニッポンのジレンマにも出演されている安藤美冬さんが講演する」と聞き、東京・渋谷にあるNHK放送センターへ取材に伺いました。「ジセダイ勉強会」と名づけられたその勉強会は、「これからのメディアをみんなで探ろう」という主旨でNHKで働く若手が集まり、“同世代で活躍する人”に話を聞く場となっているそうです。レポートします。