小黒 一正(オグロ・カズマサ)
1974年生まれ。法政大学経済学部准教授。専門は公共経済学。京都大学理学部卒業後、一橋大学経済学研究科博士課程修了。大蔵省(現財務省)入省後、財務省財務総合政策研究所主任研究官、一橋大学経済研究所准教授などを経て2013年より現職。財政、社会保障、世代間格差問題に関する研究と政策提言を続ける。著書に『アベノミクスでも消費税は25%を超える』(PHPビジネス新書)など。
国の予算の4割が借金の元利払いという厳しい現実……。
家計ではありえない首の回らぬ借金暮らしですが、どうして「節約」できないんでしょうか? 引き続き法政大学の小黒一正先生に聞いてみましょう。
みなさん、消費税8%にはもう慣れましたか? 「喉元過ぎれば…」にならないよう、上がった分の税金は何に使われるのかきっちり見届けるべく、予算の「内容」をみていきましょう。
身近な関心事から「ニッポンの財政」に斬り込み、「世代間格差」是正の道を考える当連載。3月20日に新年度予算が成立したのを機に、小黒一正先生に「予算」について教えてもらいましょう。
長年、先送りにされてきた社会保障費の削減。「このままだと財政は破綻する」といわれながらも、なぜ改革は進まないのか。そもそも「財政が破綻する」ってどういうこと? 若い世代は何をどう頑張ってもソンするのは確定なのか――。
身近な関心事から「ニッポンの財政」に斬り込み、「世代間格差」是正の道を考える新連載、スタートです!