大野 更紗(オオノ・サラサ)
1984年、福島県生まれ。作家。上智大学外国語学部フランス語学科卒。学部在学中にビルマ(ミャンマー)難民に出会い、民主化運動や人権問題に関心を抱き研究、NGOでの活動に没頭。大学院に進学した2008年、自己免疫疾患系の難病を発病する。
1年間の検査期間、9か月間の入院治療を経て退院するまでを綴った『困ってるひと』(ポプラ社)で作家デビュー。2012年「第5回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。最新作は『さらさらさん』(ポプラ社)。
(プロフィール写真撮影:高橋しのの)
ベストセラー『困ってるひと』で一躍話題となった、若手作家の大野更紗さん。NHKの総合福祉テキスト『社会福祉セミナー』では、大野さんが人生の先輩をお迎えして「社会福祉」について語り合う、「対談 大野更紗の『会ってみたいひと』」を連載中です。
連載第1回(『社会福祉セミナー』2013年4~7月号掲載)のゲストは、麻木久仁子さん。ラジオ番組などで若手論客と語る機会も多いという麻木さんは、自身の闘病体験などもふまえながら、福祉の現状やこれからの課題について熱く語ってくださいました。